世界中のカジノの市場規模は、約18兆円だそうです。
しかし驚くことに日本のパチンコの市場規模は、20兆円だそうです。
(2019年度)
日本では、パチンコはギャンブルではなくレジャーとのことです。
これで、IR法案通過でギャンブル依存症が増えるってよく言えますね。
パチンコをそのまま放置しIR法案を拒否する人たち
久々に気持ちよく議論しているテレビを見ました。
IR法案について議論するとき、多くのメディアや、野党がギャンブル依存症が増えるからと猛反発しました。
日本は、それでなくてもギャンブル依存症が他の国に比べてはるかに多いと。
少し調べればわかることですが、日本は以上にギャンブル依存症を産み出す環境にあります。
というのが、パチンコです。(パチンコは、ギャンブルではなくレジャー施設だといまだに言っていますが)
パチンコは正確には、ギャンブルではないのですが、なぜかパチンコ中毒もギャンブル依存症って言われるんですよね。
世界でカジノを合法化しているのは、130ヵ国以上。
にも拘らず、カジノを合法化していない日本が、それらの国よりはるかに多いギャンブル依存症を抱えています。
不思議だって思いますよね。
今、主流派、ギャンブル(カジノ)ができる場所を、一か所に集めることがギャンブル依存症の対策に有効だとのこと。
それをメディアや野党は、逆のことを言ってるんですよね。
本当に不思議な話だ。
まず、ギャンブル依存症を何とかしてから、カジノ法案に取り掛かってはと言う人がいますが、ほっといたらパチンコって無くなるんですかね?
カジノ法案(IR法案)が、パチンコなどのグレイゾーンを明確にしてれるんじゃないでしょうか。
もう少し、メディアや野党は、考えないとダメですよ。
本当に情けないですよ。
それでもパチンコ業界は下降気味
ただ、そのパチンコ。業績というか、売上はどんどん落ち込んでいるようです。
2019年のパチンコの機械の総販売台数は、約117万台。
2018年は、約131万台。
パチンコの機械は、年々売れなくなってきているようです。
全日本遊技事業協同組合連合会が行った実態調査に基づいた最新の調査結果によると。
(2019年)
パチンコ台が約237万台。
パチスロ台が約152万台。
総設置台数は約389万台となっています。
2018年と比較すると、ともに大幅に減少しているとのことです。
パチンコ機を生産している企業は
パチンコの機会を作っている企業として、「平和」や「SANKYO」があります。
少し古い話にはなりますが。
東証1部上場企業である「平和」は、2017年3月期の第2四半期の決算短信で、前年同四半期比で売上が21.7%の減収とのこと。
経常利益も12%ほど減少しているそうです。
「SANKYO」も同様で、業績予想を大幅に下方修正しています。
売上では、前期比30%以上の減収。
経常利益に関しては70%から80%の減少が見込まれています。
今後、少子高齢化に伴い、遊戯人口の減少。
パチンコの魅力や、禁煙運動によるパチンコ店への敬遠。
プラスの要素があまりにも少なすぎます。少ないよりもありません。
ただ、株を見ても、そのままずるずると下がっているわけではないんですよね。
従って、信用取引でショートで持っておくのも危険なので、気をつけるように。
コロナウィルスの感染防止にパチンコ店も
コロナウィルスの影響もパチンコ店は受けています。
菅官房長官が会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、パチンコ店の営業自粛についても言及していました。
「警察庁の指導のもと適切な対応を」と述べました。
ハンドルなんかは、不特定多数の人が触ると言えば、確かになって感じもしますが。
しかし満員電車は、人と人が会話しない。
空気の循環がある程度ある。
という理由で、危険は少ないとされているそうです。
そう考えると、パチンコ店と満員電車ってそういう意味では似ているのではと。
カラオケボックスとかと少し違いますからね。
何と言っても、最近は悪いイメージがついているので、仕方ないのかな。