このブログでも以前紹介した、名書「サイコロジー・オブ・マネー」
あれから、いろんな本を読んできましたが、上記の本に次ぐ本を見つけました。
それが、この「JUST KEEP BUYING」です。
この本について、少し今回書いてみたいと思います。
この本が言いたいことを一言で言うと、今、手元に余裕資金があれば、迷うことなく投資しなさい!と言うことです。
最近、厚切りジェイソンさんなどの本が非常に売れていて、収入ー支出が投資資金みたいな感じで、節約することが大切だという風潮が広まっています。
しかしこの本では、節約するにも、自分のモチベーションを下げてまでやる必要はないと言うことを言っています。
また、いつ投資するかということは、いくら最安値がいつ来るか。
それを予言できたとしても、投資成績としてはガチホに敵わないと。
それは市場が常に波打っており、長く運用することの方がよほど投資成績が良いと言うことです。
これは全てデータで証明されており、よくある著者の思い込みとかではありません。
データがあると説得力がありますね。
投資をしている人であれば、最安値がいつかわかれば、絶対勝てる!と思ってしまいますが、実はそうではなかったんですね。
より大切なのは、長期で気長に持ち続ける、買い続けることなんだと。
最近よくYoutubeで投資系の動画をよく見るんですが、よく聞くのが、投資は怖い!投資はギャンブルだって。
こういう思い込みって、広がってるのかな。
やはり、相変わらず投資はギャンブルって思ってる人多いんだろうな。
会社でやっている確定拠出年金があります。
その成績ってネットで見ることができるんですが、運用利回りが0%付近が一番多いのにびっくりします。
これって企業年金の代わりなんですが、それで運用利回りが0%って。。。
確定拠出企業型年金では、投資先は個人で選択します。
その選択する商品の中には、元本補償型もあります。
もちろん、リスクと運用益は比例するので、元本補償型の商品は、運用益がほぼありません。
と言うことは、多くの人が、元本補償型を選んでいると言うことなんですね。
年金なのに、元本補償型の商品を選ぶというマネリテのなさ。
本当にびっくりします。
私の場合は運用益が現時点で6.5%程度あります。
ほぼ80%が外国株式に充てています。
世界人口は、2050年ぐらいまでは増加していきます。
人口が増えれば、市場は拡大します。
と言うことは、全米、全世界のインデクス投資に投資していれば、ほぼ問題なく上昇すると言うことがわかります。
もちろん、運用益がマイナスになる年もあるでしょうが、平均すると6%〜7%ぐらいで推移するでしょう。
今回の本「JUST KEEP BUYING」でも、同じようなことは書いています。
ゆっくりと長期で、のんびりと投資しているだけで、資産が増えていく。
シンプルだけど、一番成績の良い投資方法なんです。
投資先の商品については、株式だとか、国債と色々ありますが、それは自分の好きなもので良いでしょう。
個人的には、不動産は対象外としたいところですが。
貯金が一番と考えている人がいまだに多いですが、貯金は円への一極集中投資となります。
投資は怖いから、貯金というのも改めて考え直す必要があります。