日本では、やはり家を建てるというのが、ひとつの人生の目標になってたりしますよね。
その家を買う前に、一生懸命貯金して頭金を貯めますよね。
頭金ゼロでさすがに家を購入するには、最近とくに怖いですよね。
住宅ローン開始時の頭金平均額は
ほとんどの人にとって、家を買うというのは、人生で一番大きな買い物です。
ほんの一部の大金持ちは、一般の庶民とは異なる感覚で家を買っているかもしれませんが。
家を買うときには、やはり全額は到底無理にしても、多少の頭金を貯めていますよね。
そこで気になるのが、「みんなどのくらい貯めているんだろう。」ということではないでしょうか。
毎年、国土交通省で「住宅市場動向調査」というのを行っています。
その調査結果に、住宅ローンに関する全国平均値が公表されています。
住民市場動向調査の結果について
2018年度の住宅購入金額はどんなかんじだったのか。
分譲マンションでは、平均購入価格は、4,577万円となっています。
分譲戸建住宅の場合には、平均購入価格は、3,933万円となっています。
分譲マンション購入の場合、自己資本比率は34.1%です。
平均の自己資金は1,560万円です。
分譲戸建住宅の場合、自己資本比率は21.8%となっており、自己資金の平均は858万円となっています。
分譲住宅取得世帯において住宅ローンがある割合は、分譲マンション取得世帯で 68.1%、分譲戸建住宅取得世帯で72.6%となっています。
若干ですが、分譲マンションを購入する世帯の方が堅実ということが言えるのでしょうかね。
興味がある方は、国土交通省のホームページで確認されたらいいと思います。
頭金なくて家を購入した場合、利息だけで高級車が
あるサイトで、住宅(土地付き)を4,000万円で購入した場合を例に、頭金が0円の場合と、頭金1,300万円とした場合で、ローン期間35年でシュミレーションをしていました。
35年後には、およそ450万円ほど差が出たそうです。
450万円と言えば、高級車が1台買えるぐらいですよね。
家のローンを払って、1台高級車が買えるほど差が出るということです。というか、それだけ無駄に金利を払っているということですね。
サラリーマン破綻が誰にでも起こり得る現実
昔からあるリスクなんですが、特に最近よく聞くようになりましたね。
このサラリーマン破綻。
いろいろ調べてみると、やはり破綻する人の共通点というのがあるようです。
- 世帯収入が夫の給与のみ
- 子供がいる
- 住宅ローンをかかえている
それに加えて以下の条件も関係しているようです。
- 夫婦のどちらかが、一人っ子
- 夫の年収が比較的高い(700万~1,000万)
破綻する原因は、夫の病気、リストラなどによる給与削減、親の介護などによる急な収入減。
今回はとくに新型コロナウイルスの影響もありますが。
ただ今回については100年に一度と言われる天災。
このことはもう例外と考えていいでしょう。
ただ、住宅ローンと言うのは本当にリスクのあるものということは、常に念頭において考えておくべきだと思いますね。
年収が高い人がどうして破綻と思われますが、収入が高いとどうしても出費が増えていくのが、住宅と教育費です。
自然とそういったところに金を使っていくようになるんですよね。
得に子供の教育費に関しては、どうしても自分のようにいい会社に入ってほしいと考え、私立に行かせたくなり、年間100万以上の授業料と、塾などにお金をかけるようになります。
現在の給与が続けばいいのですが、将来本当にわからないというのが現在の怖いところです。
今まで起きた大企業の失墜。
シャープや、東芝、三菱自動車と、大企業が次々と悲惨な目にあっている状況を考えてもわかりますよね。
奥さんも正社員として働いているとか、資産があるという家ならまだしも、収入が夫の給与だけという世帯は、本当に注意が必要です。
体丈夫だからといっても、近年の高カロリーな食事なら、病気になるリスクは昔に比べてはるかに高いですからね。
家を買うとき、必ず頭金はできる限り多く用意するようにしましょうね。
世帯収入を夫の給与だけに頼らない
リスクのところでも書きましたが、世帯収入が夫の給与だけと言うのは、じつは非常に危険なことなんですよね。
なら、どうすればよいか。
副業など他の収入源をより多く作っておくというのが必要だと思います。
いざとなれば、コンビニにでもバイトするよ!っていう人もいるでしょうが、なかなか厳しいですからね。
少しづつでも他の収入源をいくつか用意しておく方がいいと思います。
このブログについても、一応それを目指してるんですがね。
なかなかうまくは行きませんが。