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FXのトレールとは何か!?~絶対に知っておくべき利益を確定するうえで必要な条件

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FX取引をしている時に、たまに目にするトレール

みなさんご存知ですか。

 

正直私は最近まで知りませんでした。

 

なぜなら、このトレール機能を使うほどデイトレというか、短期売買をしていないからです。

このトレール機能。調べて見るとめちゃくちゃ便利そうです。

 

 

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まずトレール機能とは

 

トレール機能とは一体どんな機能でしょうか。

端的に言うと、指値注文に値幅指定機能を追加する機能(注文)です。

指値を注文するときに、為替の値動きにより、売り逆指値価格を引き上げたり、また反対に買い逆指値価格を引き下げたりすることが可能となります。

 

このトレールは、注文に対して有利な場合にのみ変動します。

まず、買いポジションを持っているとします。

決済注文としては、指値と逆指値があります。

指値とは、ここまで上がると売り決済をすると言うものです。

指値とは、ここまで下がったら売り決済をすると言うものです。

 

このトレールは、逆指値で使用します。

 

ドルの為替が現在104.5とします。

指値で104.0を入れているとします。

トレール幅を0.5とします。

現在のトレール値は、104.0となります。

 

価格が上がり、104.7になったとします。

するとトレール値は、104.2となります。

これで逆指値が104.0から104.2に上がりました。

 

本来であれば、ここから下がると、104円で売りとなるところ、104.2に売りとなるため、少しお得ですよね。

 

さらに上昇を続け、105.0になりました。

するとトレール値は、104.5になります。

指値で104.5を入れたのと同じことになります。

 

さらにどんどん上がっていけば、それに追従してトレール値は上がっていきます。

一度上がったトレール値は、下がることはありません。

 

ポイント! いつ売れば迷う時に、トレールを指定していると、上昇に合わせて追従してくれる。
一度上がったトレール値は下がらない。

 

ほっとくだけで勝手に追従してくれる

ここまで書くと、FXをした人なら、どれだけ便利な機能か分かるはずです。

そうです、今まで価格を見ながら、手で取引価格を変えていたのを勝手にやってくれるのです。

 

底値付近で買えました。

さていつ決済すれば良いか。

また下がり、買値を下回ると損となります。

だから、買値よりは高い値段のところで逆指値を入れておきたい。

 

そんな時、チャートを見ながら、少し下がるとひやひやしたりします。

105円で買ったあと、グーンと上がり106円まで上昇しました。

売ろうかと思った瞬間から下がり始め、105円近辺まで落ちてきたので、結局105円ちょうどぐらいで売ってしまい、利益なし。ってことはよくある。

FXあるあるみたいなもの。

 

しかし、トレールを設定しておけば、上昇と一緒にトレール値も上がり、106円から少し下がったところで売り決算ができ、利益を確定できる。

 

これは本当に嬉しいな。

 

メリットばかりに見えるがデメリットはないのか

メリットばかりある様に見えるこのトレール。

しかしそううまい話ばかりではない。

デメリットは当然あります。

 

チャートは波打ちながら上昇するもの

チャートを良く見てみると、上がったり下がったりを繰り返します。

となると。

要するにトレールは、ある程度トレンドが明確でないと使いづらいと言うことになります。

だって、その波により決裁されたら旨みはないですよね。

 

また上昇トレンドといっても、たまに騙しが入ることがよくあります。

上がっていると思ったら、ストーンと一度さがり、また上がっていくとか。

トレールはこれに引っかかることが多いのです。

 

この騙しに騙されないように幅を取っておけばいいんですが、その幅をとれるほどトレンドが明確かにかかってきます。

 

どっちつかずの凪に弱い

さっき少し出ましたが、トレンドが明確でない、凪状態では威力を発揮しません。

これはそうでしょう。

上行ったりした行ったりしていたら、トレールも効きませんよね。

 

トレンドが明確で、底値(または上値)でしっかりとポジションを取り、ある程度流れが出たところで、トレールを入れる。

これが一番ではないでしょうか。

 

まだ使ったことがないので

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ここまで書いてきましたが、実はまだ実践で使ったことがありません。

すいません。

 

ただ、なんだこれ!ってことでわかったので、説明しておきたいなって思いました。

でも、これは最近のドル円では結構使えそうですよ。

円高基調ですが、下がるときにはガクンと下がり、そこからある程度は持ち直しますから。

ガクンと下がったところで、ポジションを取り戻り基調のときに、逆指値をトレール付きで入れる。

 

こうすると利益も出やすくなるのではないでしょうかね。

指値を入れておかないと、本当にどんどん上がっていくかもしれませんから。

指値を入れておいて、あとはほっとく。

寝ているときに、ピローんってなり、スマフォを見ると約定の通知が。

利益がドーンと。

なんて。

 

ところでトレンドは円高基調か

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しかし最近の為替のトレンドを見ると、円高傾向ですね。

チャートがまさしく円高に流れている。

 

どのくらいの期間なのかはわかりませんが、長いトレンドで円高に見える。

100円を割ってしまうんではないかと心配ですが。

コロナの影響で、金融緩和をやっているので、ドルが売られやすいのか。

金利も下がってきているし。