投資信託での長期運用について
(改訂:2024年08月17日)
2024年8月。
非常に大きな下落がありました。
過去最大という大暴落です。
新NISAが2024年1月から始まり、多くの個人投資家が市場に参入してきた年に、8月のような大暴落が発生したということになります。
新NISAの説明をするときに、多くの専門家は長期運用、分散投資、余剰資金での投資を勧めてきました。
もちろん、日本政府も。
従って、長期運用では大暴落が起きてもなんら投資には影響なく、粛々と積み立てを続けていればいいはずです。
しかし、大暴落において、SNS上ではパニック売りをする投資家の声や、新NISAを勧めた日本政府を非難する声が上がりました。
これこそが日本人のマネリテのなさを象徴するものでした。
ホリエモンも言ってましたが、今回の暴落で売った人は、投資センスがないので投資をやめてくださいと。
まさにその通りです。
その上に付け加えたいのが、静かに退場してください。ということです。
投資に無知な人が、SNSとかで情報を発信することがいかに害あることか。
なんで、自分の無知を人に伝播させようとするのか。
なんで、長期運用を推奨している日本政府やSNS上の投資を勧めている人たちを責めるのか。
本当に意味がわかりません。
無知な人は黙っておくようにお願いします。
さて、話は投資に戻りますが、日本経済は、今後どうなっていくのか。
アメリカ経済はどうなっていくのか。
日本の金利は?
さらに言えば、日本経済は今後どうなっていき、私たちの生活はどうなっていくのか。
年金は?物価は。
不安だらけですよね。
日銀、政府は、インフレ目標を2%と設定しています。
経済が緩やかに健全に成長していくのに適切なインフレ率だからです。
円安などにより、一時的にインフレ状態となっています。
若干円高に傾いてはきましたが、まだわかりません。
物価も元に戻るのかどうなのか。
年金は足りるのか。
調査では、年金生活を送っているお年寄りにアンケートをとったところ、40%の人が年金のみで生活しており、生活が苦しいとのことです。
年金について、やはりみんななかなか考えてこなかったのでしょう。
国が老後までお世話してくれるというのは、うーん、それはやはり難しいでしょう。
お世話してもらおうとすると、原資が必要ですから。
消費税を上げるとなると、多くの人が反対するし、財務省とかはもう宗教のように緊縮財政を目指していますから。
働いている時から、資産を形成していかないと、老後は厳しいと思いますね。
政府は言っています。
一般家庭の資産は増加しており、2,000兆円を超えています。
そのうちの半分以上が貯金となっています。
貯金は、ほぼ死んでるお金です。
経済に貢献しないからです。
銀行が企業に融資するときの資金になる?
今からでもいいので、少しづつ投資をしていきましょう。
投資については、よく聞く話が「よくわからない。」「なんか難しそう。」
その解決策が投資信託です。
投資信託も世に出ている商品は数千を遥かに超えていて、どの投資信託をえらべばいいかという問題もあります。
しかし、これについても、ほぼ答えが出ています。
インデクスファンドです。
指数に連動する投資信託です。
S&P500かオルカン。
あと、先進国とかかな。。。
私の投資信託を参考にしていただければと思います。
投資信託 購入商品一覧(08/24時点)
現在、私が保有している(定期購入)投資信託は、以下の6つです。
もうこれ以上、増やすつもりはないです。
というか、これ以上増やさないように気をつけています。
逆に三井住友T世界経済は、グローバルと被ってるので、今後は積立はしないつもりです。
先進国と米国株は、結構似ていたりします。
また、S&Pインデクスと、楽天VTI(全米株式)も、結構似ていたりします。
インドも今後伸びるのではないかと考えており、購入しています。
人口が多いということは、今までの中国を見ていればわかるように、市場の拡大を意味します。
労働人口の増加、消費市場の拡大。
その上、インド特有のIT技術者への支援状況。
伸びないわけがないって感じですね。
↓↓↓ 「iFreeNEXT インド株インデクス」の過去1年の推移
気に留めておいてください。
運用状況
◆評価額:¥5,041,954
(先週:¥5,129,725)
◆含み損益:¥1,518,954(前週比:▲¥87,771)
(先週:¥1,606,725)
◆含み損益(%):△43.12(今年:△11.88%)
(先週 △45.61%(今年:△14.64%))
今回は、特定口座から新NISAへの移行をしているため、6万円程度少なくでています。
従って、今週はマイナス2万7千円程度ですかね。
あまり動きなしといったところでしょうか。
前回の大暴落も落ち着いたという感じでしょうか。
さて、今後どうなるかというと予想はかなり難しいところですね。
アメリカ経済は少し持ち直したという意見もあれば、これからさらに落ち込むという意見もあります。
アメリカ大統領選があるので、そこまでは上昇するという意見もあります。
最近はコンピュータによる自動売買も盛んに導入されているため、変動幅は昔より大きくなっています。
従って、今回のような大暴落も今後ある可能性はかなり高いです。
私たち個人トレーダーとしては、いくら市場が動こうが、時間的制約がないのでじっくりと静観するというのが正しいと思います。
プロの投資家たちは、決算期などがあり成果を出す必要がありますからね。
私たちとは全く異なる土壌でプレイしているということは忘れないように。
投資信託について
投資信託については、もういろんな所で説明されていますね。
Youtubeでも、説明動画が数多く上がっています。
タレントでも、オリエンタルラジオの中田敦彦のYoutube大学とか、厚切りジェイソンとか。
こういう動画をみると、勉強になります。
本を買って、読んで理解することが難しいなら、このような動画をみるといいでしょう。
さて、これらの人も言っていることがあります。
それは長期運用ということです。
長く運用して、複利で増やす。
これはもう基本中の基本となっています。
投資信託は、正直一生付き合っていくものと言う感覚が良いと考えています。
銀行に預けるという感じで、長く付き合う。
必要な時に、必要な金額だけ払い戻せばよいのです。長い期間、そうですね20年とか30年、そんな長い目で見ていくのが大切なのでしょう。
運用方針
私の運用方針について、簡単に説明します。
ズバリ! 毎月積み立てです。
月末に1万5千円を積立しています。
これはあくまで定額部分です。
口座から自動で引き落とすように設定しています。
その時の状況により、スポット購入で追加投資をします。
目標は、月3万円程度を投資信託に充てられたらと考えていて、スポット購入は最低15,000円を目標にしています。
過去の運用状況
参考資料
私が投資信託を始めるときに、参考にした本は次の本です。
この本を読んだ時には、本当に目からウロコが落ちましたね。
「投資信託はこの9本から選びなさい」
今日本では数千という数の投資信託がありますが、それをある条件で抽出したものです。
今はやっている毎月分配型の投資信託とか、期間が決められているものとか、手数料が高いものとか、そういう間違った商品を選ばないために、非常にわかりやすく説明がされています。
まずは、この本を読んで自分がどの投資信託に投資すべきかを考えてみてはどうでしょうか。