今回のラグビーのワールドカップ
日本で開催できたことは、大変大きな意味があったと思います。
今回の日本チームの頑張りは、ラグビー界に大きな影響を与えたと思います。
まず、これほどラグビーが面白いスポーツだったのかと、国民に印象付けれたこと。
これは非常に重要なことです。
戦略が良かったのか
まず、ドラマの影響もありましたね。
池井戸氏脚本のドラマ「ノーサイド・ゲーム」。
主演は、大泉洋ですが、ラグビー経験者の俳優をそろえ、ラグビーのゲームの面白さを存分に魅力的に演出してくれました。
特にゲームのすごさ。
ラグビーのゲームの面白さが本当に伝わってきました。
ルールは難しい面もありますが、しかし大きな男たちが、ほとんど何もプロテクトを付けない状態で、ぶつかり合うエキサイティングなゲームは本当に見ていてドキドキします。
特に七尾圭太(ななおけいた)役の眞栄田郷敦は、すごくカッコよかったですね。
なんか、いい使い方と言うか、ぞくっとするような登場シーンでしたね。
日本のラグビーは今後どうなる?
しかし残念なことに、日本ではラグビーのプロリーグはありません。
いまの日本代表は、会社員として働きながらプレーする選手と、チームとプロ契約を交わした選手が混在している状況です。
なぜ、日本のラグビー界では、プロリーグがないのか?
それは、ラグビーが非常にタフなスポーツだからです。
怪我も多く、スタミナも非常に使うため、プレイは週に1回が限度だそうです。
プロ化して、収益を得ようとするには、試合数が足りないということになります。
今の日本代表選手は、日当1万円で練習や合宿をやってきたそうです。
ただ日本にも今後プロリーグが
しかしそんな中吉報が。
6月に日本ラグビー協会の役員が一新され、副会長に清宮克幸氏が就任しました。
そして、ラグビーのトップリーグの改革を任されると大胆な案が公表されました。
そこで、プロリーグの創設構想が明かされました。
今回の日本代表チームの頑張りも、この構想を後押しすることになるでしょう。
但し、心配な点もあります。
それは収益。
先ほど言ったように、試合数がまず少ない。その上に選手の数は多くなる。その上で、黒字化とすることができるのかどうか。
あと、地方都市の盛り上がり。
今回の大会においても、札幌、大分、熊本などの地方都市では、チケット販売に苦戦していました。
それを国内リーグで人が集まるのか?
ラグビーの高額報酬選手
第一位
イズラエル・フォラウで、1億6,000万円。
身長194cm、体重103kg、1989年生まれ。
オーストラリア代表62キャップ、ポジションはFB、スーパーラグビーのワラターズ所属。
第二位
ダン・カーターで、1億5,600万円。
身長178cm、体重96kg、1982年生まれ。
NZ代表112キャップ、ポジションはSO、日本トップリーグの神戸製鋼所属。
第三位
マット・ギタウで1億5,600万円。
身長178cm、体重85kg、1982年生まれ。
オーストラリア代表103キャップ、ポジションはSO、日本トップリーグのサントリー所属。
ちなみに日本トップリーグとは、日本における社会人ラグビーの全国リーグである。