今年の干支はネズミです。
ねずみ年の相場の格言では、繁栄となっています。
繁栄。
しかしねずみ年のアノマリーはそう当たらないようです。
過去のねずみ年
今から12年前。
2008年。
そうです。2008年と言えば、あのリーマンショック。
2008年9月15日に、米投資銀行のリーマン・ブラザーズが経営破綻しました。
この破綻がきっかけが波及し、日本を巻き込む経済不況になりました。
これがいわゆるリーマンショックです。
まぁ、2008年はこのせいで、アメリカ市場はもちろん、日経平均も大きく下落しています。
では、1996年はというと。
こちらもかなり冴えない結果となっております。
1996年の年始の始値は、19,945円。
年末の終値は、19,361円。
年末の方が株価は下落しています。
とても繁栄とは言えないですね。
では、1984年はと言うと。
年末の終値は、11,542円とこちらは上昇しています。
アノマリーは当てはまらない
という過去を見ると、どうやらねずみ年についてはアノマリーはあまり当てはまらないと言えるでしょう。
なかなかこの辺は難しいというか、複雑に絡み合う地政学リスクや思惑。
単純にはいかないでしょう。
ねずみ年だからと言って、信じて投資・運用するのは止めておくべきですね。
気持ち的には繁栄と聞くといい気分ではありますが。
今年のアメリカは
今年のアメリカは、大統領選。
2020年11月3日、アメリカ大統領選挙が行われます。
注目は、トランプ大統領が再選を果たすのか。
それとも、民主党が4年ぶりに政権を奪還するのか。
過去12回の株価の推移を見てみると、大統領選挙の年のS&P500は、上昇しています。
平均騰落率は+6.3%でした。
まぁ、あくまで統計上の数字ですが。
いろんな指標値がまだアメリカは大丈夫と言うことを語っています。
ただ、それを鵜呑みにするかどうかはまだ疑問があります。
まとめ