世界で一番優勝賞金が高いスポーツはというと。
ゴルフ、サッカー、アメフト、バスケと思い浮かべるでしょう。
確かにそれらは高額な優勝賞金がかかっています。
例えば、ゴルフ。
フェデックスカップという国際大会では、なんと1,000万ドル(日本円で約8億円)もの賞金が授与されます。
アメフトのスーパーボウルでは、優勝賞金は850万ドル(日本円で約7億円)となっていますが、こちらは選手の数も多いですが。
しかし、このような高額賞金スポーツの中に数えられるのが、なんと、ポーカーの世界大会。
優勝賞金は、10億円を超えることもあります。
最近日本でも芸能人のGACKTが、ポーカーで入賞したとか話題になっていますね。
ポーカーは日本で流行りつつある
アメリカ、ヨーロッパではポーカーは非常に人気のあるゲームです。
ポーカーの中でもテキサスホールデムというゲームが主流となっています。
日本でいうと、ババ抜きみたいなもんですかね。
将棋とか囲碁とかも、プレイ人口的にはそんなに多くはありませんからね。
トランプのババ抜きみたいな感じではないでしょうかね。
人が集まれば、ちょっとポーカーしようかって感じで。
チップとトランプがあればできる手軽さ。
投資家として有名な、ウォーレン・バフェット氏も好きでやっているとか。
映画でラウンダーズっていうのがあります。
1998年に公開されたアメリカの映画。
ニューヨーク近辺でポーカーを中心に、主人公をマット・デイモンが演じています。
ラウンダーズとは、カードで生計を立てている人たちを指します。
さすがに日本ではそういう人はいませんが、最近は海外でポーカーで生計を立てている日本人もいるそうです。
2019年WSOP
史上2番目に大きなポーカー世界大会となった2019年のWSOP。
エントリーしたプレーヤーは、なんと8,569人。
優勝したのは、ホセイン・エンサン。
イラン生まれのドイツ国籍を持つホセイン氏が手にした賞金総額はなんと11億円。
すごいですね。
これもう一生遊んで暮らしていけますよ。
うらやましい限りです。
日本人のポーカープレーヤー
2018年活躍した日本人のポーカープレーヤーについて、どのくらい賞金を稼いだのか。
小倉 孝(Takashi ogura)
小倉 孝氏は、これまでの累計賞金額が、なんと1,693,220ドル(日本円で約1億8,600万円)となっています。
すごいですね。
この小倉さん、じつはもう一つの顔があり、それがプロ雀士です。
大学在学中にプロ雀士になったとのことです。
余語 葦織(Iori Yogo)
余語 葦織さんは、カナダの大学に留学しているときにポーカーを覚えたそうで、大学を卒業した後、プロポーカープレイヤーとなったそうです。
余語さんは、ポーカースクールを開くなど、日本のホーカーへの普及活動もされているそうです。
現在までの累計賞金は、1,218,839ドル(日本円で約1億3,400万円)を獲得されています。
木原 直哉(Naoya Kihara)
木原 直哉氏は、東大卒のプロポーカーとして有名です。
なんと、2012年のラスベガスで行われたポーカーの世界大会WSOPの「ポッド・リミット・オマハ/シックス・ハンデッド」のトーナメントに優勝したそうです。
日本人の優勝は史上初でした。
この大会の優勝賞金は、約51万ドル(日本円で約5,600万円)でした。
現在までの累計賞金額は、1,130,616ドル(日本円で約1億2,400万円)となっています。
昔のパチプロとかと比べて、どこにでもあるカードゲームですし、今後もとくに廃れることもないでしょうから、意外と安定した収入と言えるかもしれませんね。
強いプロも出てくるかもしれませんが、今後プレイ人口が増えれば、大会も増えるでしょうからね。
ただお勧めできるかというと、そんなに甘くはないでしょうね。