おぐけんブログ 悠々自適の投資生活

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【サラリーマン書評】「死んだ山田と教室」金子玲介〜

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この本は、古本市場で何か面白い本はないかと探していて見つけました。

帯がそのまま付いていて、そこには魅力的な受賞履歴が。

・王様のブランチ BOOK大賞(2024年)

・未来屋 小説大賞 第2位

・第11回 山中賞受賞

本の雑誌が選ぶ 2024年度上半期ベスト10 第1位

・2025年 本屋大賞ノミネート

・全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2025年本屋大賞

 

すごすぎないですか。

気をつけないと、期待値が高すぎると、少しでも物足りないとショックが激しいですからね。

タイトルとか後ろの概要を見ても、どうしてもなんか。。。ふざけた感じがして。。。

さてどうでしょうかね。

 



 

説明・あらすじ

あらすじは、巻末から。

 

夏休みが終わる直前、人気者の山田が死んだ。

悲しみに沈むクラスに担任の花浦が席替えを提案すると教室のスピーカーから死んだ山田の声が聞こえた。

山田はスピーカーに憑依してしまったらしい。

<俺、二年E組が大好きなんで>

声だけになった山田と、ニEの仲間たちの不思議な日々がはじまる。

引用元:KODANSHA 「死んだ山田と教室」 

 

読んだ時の感想 注!ネタバレ

交通事故で亡くなった山田。

クラスの人気者だった山田。

 

山田とクラスメイトのたわいもないやりとりは、本当に面白かった。

高校生ってこんな感じ?

みたいな。

おもろいなって。

 

途中で少しづつ、うん? あれ?

みたいな展開になってくる。

それが後半になると、山田、つらくね。みたいな。

 

えっ、この先どうなるのってことで先が気になって気になって。

途中の中弛みが一気になくなり、吸い込まれるように読み進めていく。

 

高校生特有なのか、現代人の多くが抱える闇なのか。

虚無感というか、そういうのがなんとなくわかるような、わからないような。

しかし、今のご時世考えると、うーん、こんな感覚もあるんだろうなって。

 

特に今の日本は、少し将来が不安というか。

だから余計に山田の気持ちもわかるような。

最後は本当に考えさせられる。

 

 

総評

◆読みやすさ

読みやすさ:4

普通に読みやすかった。

生徒がたくさん出てくるから、正直後半、誰だっけ?

みたいな感じになってくる。

 

◆意外度

意外度:3

ちょっとだけ、後半、あれ、そうだったのかって。

そのぐらいで、他はあんまし以外度はないかな。

 

◆夢中度

夢中度:4

後半は夢中で読んでしまう。

どうやったら山田は成仏するのか。

そこがもう気になって仕方なくなる。

 

◆読んだ後のすっきり度

読んだ後のすっきり度:5

気持ち的には、スッキリかな。

いいエンディングでした。

 

 

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読書について

本を読んでいると何か吸い込まれるように、その物語の中に没頭してしまいます。

いい意味でも、悪い意味でも。

時に深く考えさせられることもあります。

 

人生にとって読書、本を読むというのは非常に大切なことだと私は考えています。

最近世間では本離れが進んでいると言われています。

 

本を手にする代わりに、なんでもスマフォで調べたり、スマフォで小説を読んだりと。

ある意味それは時代の流れかもしれないのですが、しかし私は紙の本を手に取って読んでもらいたいと考えています。

 

もちろん中には読むに値しない駄作も数多くありますが、それ以上に良い本はたくさんあります。

 

駄作の中にもそれぞれ考えさせられることもあり、無駄な本はあまりないと考えています。

 

もっとみなさん本を読みましょう。

そこから何か、ほんの少しでも自分を高める何かが見つかるような気がします。

ほんの少しかもしれませんが、それが積もると立派な財産となります。