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イギリスのEU離脱は先行き不透明感で国内からの反発も!

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最近コロナの話題が多かったため、少し関心が薄れてきた感のあるイギリスEU離脱問題

 

現状どうなってるんでしょうかね。

 

調べてみると、なにやら雲行きが怪しい感じ。

 

イギリス国内からも不満の声が聞こえてきているようです。

 

現状はどうなってる

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イギリスのジョンソン首相が、期日を設けていた交渉期日の10月15日が過ぎました。

EUとの会議では、今後交渉を続けていく意思は確認したが、イギリスは強硬姿勢を崩していないようです。

 

国の利害を守るためとはいえ、イギリスもEUもなかなか素直に相手の意見を受け入れられないようですね。

 

そりゃそうでしょうね。

 

もともとこの交渉は、難しいと言われていましたからね。

 

EUにしても、イギリスの意見をそのまま聞いたんでは、イギリスに追従する国が今後出てくることも懸念されますから。

 

イギリスは、EUからのしがらみから抜け出すために離脱したのに、EUのいう事を受け入れたら、EU離脱を支持してきた多くの国民から大きな反発を食らいます。

 

EU大統領シャルル・ミシェル欧州理事会常任議長は、記者会見で。

EUは100%結束して交渉官を支援する。

と述べています。

 

対してジョンソン首相は。

この数カ月、EUは真剣な交渉を拒否してきた。どんな関係であれ、1月には変化がある。

と述べています。

 

なんか食い違ってますね。

 

でも、国と国の交渉なんて、いつもこんなもんでしょうね。

 

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どの点が焦点か

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まず一致している見解としては、自由貿易協定FTA)を結び、緊密な関係を結びたいということです。

 

しかし、イギリス政府は、まずは国内企業の保護と成長が重要だとしています。

 

EUの規制から逃れることを望んでいます。

 

まぁ、当然でしょう。

 

その為に離脱したんだから。

 

しかし、反面EUはと言うと。

 

イギリス海域で認められた漁業権の確保を重要視しています。

 

これはEUでも力があるフランスの意向もかなり含んでいるようです。

 

イギリス海域の漁業権を失うということは、かなり痛い損失となるからです。

 

もちろんEUはできる限り、EUで決めているルールをイギリス側に飲ませたいと考えています。

 

第二、第三のイギリスを出さないためにも。

 

 

イギリス国内の不満は

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EU離脱が決まった時から、国民の間では、大丈夫かっていう空気は流れていました。

 

再度国民投票をするべきだという声も多く上がってましたからね。

 

正直、再度国民投票を実施し、EUに残留するというのが一番良かったと思うんですけどね。

 

イギリス国民の間では、今EUとの交渉がうまくいかないのではとの懸念が広がっているそうです。

 

問題なのは、EUとの貿易交渉がうまくまとまらずに、EUとの貿易に関税がかけられることです。

 

こうなると、イギリスからEUに商品を輸出するときに10%の関税がかかるということで、イギリスの商品は売れなくなります。

 

今それは痛いですよね。

 

コロナの影響で物が売れなくなっており、企業の経営状況も厳しい中、受け入れがたい事態です。

 

欧州自動車工業会は、9月に、FTAなしだと2025年までに欧州で300万台の自動車需要が消えて、最大で1,100億ユーロの損失を受けると試算しています。

 

EU意外との貿易協定を結ぶようにしているそうですが、9月に大筋合意した日本の通商合意のみで、他の国とはあまり目立った進展はないようです。

 

 

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