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mRNAワクチンが新型コロナウイルスに対する救世主か~発売の時期は?

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mRNAワクチンが今注目を浴びているようです。

mRNAワクチン。(mRNA-1273)

メッセンジャーRNAを使うワクチンとのことです。

このワクチンが、新型コロナウイルスに非常に効果があるのではないかと、非常に熱い視線を浴びているとのことです。

少し調べてみました。

 

 

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新型コロナウイルスに対する希望の光か

今世界中が、新型コロナウイルスの感染拡大に憂鬱な気分になっています。

かなり感染拡大のペースは落ち着いてきているとは言え、完全な終息にはワクチン開発が必須との見方がほとんどです。

 

このような状況の中で、一筋の光が見えるようなニュースが出てきました。

それが、mRNAワクチン。

 

アメリカのモデルナ社(Moderna)が開発したmRNAワクチン

 

2020年3月2日、アメリカのシアトルに拠点を置く医療保険団体KPWHRIの倫理委員会で承認されたそうです。

承認後は、臨床試験が始まるそうです。

 

このスピード感。

ウイルスのDNA配列が公表されてから、わずか48日間という期間で、治験にたどり着いたそうです。

 

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臨床試験

米国立アレルギー感染症研究所とバイオ医薬大手のモデルナ社が、mRNAワクチンの臨床試験は、ワシントン州シアトルで開始されました。

 

ワクチンの臨床試験は、人を対象としたものは世界で初めてとなります。

 

この臨床試験は、第1相臨床試験と呼ばれていて、4人の健康なボランティアの人にmRNA-1273と呼ばれる試験ワクチンを注射するそうです。

ごく少数の健康な人を対象にして、試験ワクチンの安全性と、3種類の投与量に応じた免疫反応を検証するものだそうです。

 

臨床試験は、1か月半程度で終わるそうですが、最初の試験結果が発表されるのは更に3カ月後くらいの予定だそうです。

 

1カ月半 + 3カ月となると、結果は9月頃になりそうですね。

この結果によっては、想定されている第2波、第3波の予防にはなると思います。

 

 

今はスピードが大切

この臨床試験までの期間は、本当に早かったそうです。

確かに今のこの状況は、のんびりとやっている場合ではありませんからね。

 

とは言っても、副作用など様々な問題・課題をしっかりと研究しないといけないので、速さだけ求めてもいけません。

 

このmRNAワクチンは、今までのワクチンのタイプと異なり、コロナウイルスを含んでいないとのことです。

よくわかりませんが、試験室で作られたメッセンジャーRNAを使ったワクチンなら、開発期間を従来より大幅に短縮することができるとのことだそうです。

 

 

世界中でワクチン開発が進んでいる

このmRNAワクチン(mRNA-1273)の開発は、CEPIという感染症流行対策イノベーション連合という組織も支援しているそうです。

 

CEPIは、世界規模の流行を生じる恐れのある感染症に対するワクチンの開発促進と供給を目的に設立されました。

 

この組織の設立では、日本、ノルウェー、ドイツ、英国、オーストラリア、カナダ、ベルギーなどの各国が参加し、更にビル&メリンダ・ゲイツ財団などが拠出しているそうです。

 

日本でのワクチン開発は

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日本はどうなっているんでしょうかね。

 

通常ワクチンの開発には、5年以上かかるそうです。

ただ今回は早急なワクチン開発が求められているため、どこも1~2年以内の実用化をめざしています。

 

海外では、アメリカのジョンソン・エンド・ジョンソンが。

「今年9月までに臨床試験を開始し、来年初めには使用できるようにする」

「10億回分を超えるワクチンを世界規模で供給する」

と表明しています。

 

10億回分というのは、アメリカの3倍以上の人口に相当します。

 

欧州では、ワクチン開発において大手であるフランスのサノフィと、イギリスのグラクソ・スミスクラインが、新型コロナウイルスのワクチン開発において協業し、2021年下期までに開発を終わらせるとしています。

2021年下期といっても、通常のワクチン開発からすれば、かなり早い期日となります。

 

では、日本はどうなっているのか?

 

大阪大学発のバイオベンチャーアンジェスは、阪大とワクチンを共同開発していくと発表していました。

阪大においては、更に阪大微生物病研究会とも共同研究していくとのことです。

 

しかし、肝心な大手の製薬会社からの声は聞こえてきませんね。

 

これには、いろいろと日本独特の理由があるようです。

 

とにかくワクチン開発には時間がかかる。

先ほど言ったように通常は5年程度かかるそうです。

 

その上、副作用がもし発覚した場合、最悪全回収をする必要も出てくるリスクもあります。

薬には一定数の副作用が出てくるのは、既に知れ渡っていることですが、それを許容することが日本ではないと。

 

あるメディアの報道でも、アビガンの投与について、万が一副作用があればどうするんだ!って声高らかに訴えていたコメンテーターがいました。

これらは、もし副作用があった時に、「ほら、これを危惧していたんだ!」って言いたいための保険ですよね。

 

反対に、そのやり取りをしていた医療関係者は冷静に、アビガンについて動物実験で奇形や生まれるという副作用は報告されている。

従って、人に対してそのような副作用があるのかは確認できていないが、注意として妊婦さんは服用しないようにするという方向で投与をすればよいと。

 

その注意を無視して飲むという患者は、一体どの程度いるのか?

そこをただやみくもに、不安を煽るようなことはしないで、今の状況をしっかりと確認し、必要な薬の投与をするべきだと言っていました。

 

まさにその通りだと思いますね。

 

日本のワクチン開発の現状に戻ると、今の日本では中小企業が大手製薬会社と協力してワクチン開発を行ってきた。

しかし、今現在、中小企業はまず治療薬を開発して、時間的余裕ができたうえで、第2段階でワクチン開発となる。

 

既存のワクチンの生産を止めるわけにもいかないし、中小企業は余力がない。

そんな中で、新たなワクチンの開発に着手するのは難しいのです。

 

更に日本での予算でも、国内でのワクチン開発よりは、世界のワクチン開発に資金を出す方へシフトしてきています。

2020年度補正予算案では、国内のワクチン開発の支援に100億円

国際的なワクチンの研究開発等には216億円となっています。

 

国内のワクチン開発への支援に対して、国際的な研究開発をする国際団体へ倍以上の資金を出すということなんです。

いつものように金は出す!

それを使って日本にも有効なものを作って。っていう感じですね。

 

ホリエモンコロナウイルスの専門家に質問

この動画は本当にみんなに見てもらいたい。

ホリエモンが、コロナウイルスの専門家にインタビューしている動画です。

 

やはり技術はかなり進歩してるんだな。

コンピュータによるシミュレーションで、かなり細かく解析されており、効果がある治療薬などが早い段階でピックアップされていたそうです。

 

その臨床試験なども、中国ではいち早くされているとのこと。

こういうのは中国が他の国よりも早く検証していたそうです。

なんかこういうのって中国すごいなって思ってしまいますね。

他の国よりも早い段階で認知していたというのもありますが、それでも行動力は半端ないですね。

あと、医学の分野においては、中国の医療って結構進んでいるようです。

 

また、インフルエンザでも年間で数千人の人が亡くなっている状況で、やはり高齢者は免疫力がないため、重症化しやすいとのこと。

インフルエンザと異なり、子供は重症化しないとのことだそうだ。

ただ、基礎疾患を持つ人は別であり、これはコロナウイルスだけの話ではない。

 


新型コロナウイルスについて専門家に質問しました(前編)

 

 なぜ、こういう情報をメディアは流さないのだろうか。

不安を煽る報道ばかりだ。

 

メディアにとっては今の状況がすごくいいんだろうな。

視聴率が上がる。

不安な状況の時には、みんな情報欲しさにテレビを見るからな。

それがレベルの低いコメンテーターだろうがお構いなし。

 

 

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