この先原油価格の見通しはどうなるのでしょうか。
一体どうなっているんでしょうか。
原因は、世界的にコロナショックにより、活動自粛が続いている中、原油の需要がほぼ消失しているからです。
WTI原油先物
もういつまで下落するのでしょうか。
今回のコロナウイルスの感染拡大により、世界中で活動が自粛されています。
そのため、自動車や航空機などがほとんど動かない状況になっています。
日本でもタレントが沖縄に飛んで、コロナウイルスに感染したことで、かなり批判を浴びています。
もう飛行機での移動なんて、今誰がやってるんだって感じですよね。
日量で言うと、2,000万バレルから3,000万バレルの需要が消失しているそうです。
最近のOPECプラスで、日量970万バレルの減産合意がありましたが、もう焼け石に水状態です。
たかが3分の1程度の減産では、もうなんにも変わらない状況です。
原油先物がマイナス
4月20日のNY原油先物市場で、5月分がマイナス価格を付けました。
受け渡し期間が最も短い期近物である5月限のものです。
取引時間中の安値は、1バレル=マイナス40.32ドル。
終値でも、マイナス37.63ドルとなりました。
そもそもマイナスってなんだ?って感じですが。
マイナス金利同様、持っているだけで損をするという感じでしょうか。
損をしてでも売りたいという状況です。
先物取引と言う難しい取引に発生する状況だそうで、勉強しないとわかりませんね。
産油国は
これもう産油国はとんでもないことになってるんじゃないでしょうかね。
次の減産の協議を行うというニュースが流れていましたが、まったく追い付いていない状況です。
アメリカのシェール企業は、意外としぶといようです。
ハイリスクハイリターンの事業のようで、リスクが高まれば倒産するというのは、もう日常的なことだそうです。
それまでリターンが良かったんでしょう。
しかしサウジとか、ロシアは大変でしょうね。
原油輸入国も実はマイナスの影響が
原油価格が下落すれば、原油を輸入している国は逆にいいのでしょうか?
いやいや、そうは言いきれないのです。
例えば日本などは、原油を輸入しています。
輸入価格が下落するというのは一見するといいように見えますが。
それはサウジアラビアなどの産油国からの資金が引き上げられる可能性があります。
これらの国は豊富な資金をもっており、いろんな形で世界中に投資しています。
それが引き上げられるとなると、日本にも大きな影響を及ぼします。
今後じわじわとその影響が出てくるのではないでしょうか。
心配ですね。
日本のガソリンスタンドでの発売価格は
資源エネルギー庁が、4月8日に発表した時点でレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均)は、1リットル当たり133.7円となっていました。
なんと11週連続の下落となった。
今の状況を考えると、今後もガソリン価格は値下がりし続けるだろうな。
少なくとも1~2カ月ぐらいは、値上がりということはないだろう。
車でドライブというのは、いいのではないかと思うので、この際にドライブのみに出かけたらどうだろうか。