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【サラリーマン書評】「検事の本懐」柚月裕子~将来法曹界をしょって立つ逸材 佐方貞人

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今回は、「検事の本懐」。

柚月裕子氏の作品です。

 

柚月裕子氏と言えば、孤狼の血ですね。

あと、最近では、

盤上の向日葵。

 

これは面白かった。

というか、基本的にこの作家の作品に外れなしって感じがしますね。

どれもおもしろい。

でも、孤狼の血の前に、「最後の証人」という本を昔読んでたんですね。

その時に、今回出てくる佐方貞人検事が登場するそうなんですが、すっかり忘れています。

 

結構な量の本を読むので、何年か前からアプリを使って管理しています。

 

 

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説明 注!ネタバレ

概要はと言うと。

 

佐方貞人という米崎市に赴任してきた新米検事。

この佐方にまつわる5つの短編集で構成されています。

 

第一話

連続放火犯を捕まえるために警察はてんやわんや。

連続放火は、全部で18件に及んでいました。

そこで警察が目を付けたのは、1人の男性。

どうしても警察はその男から証言を得て、逮捕したい。

被告であるその男は、自分の犯行だと認めたのだが、13件目の放火については否認した。

連続放火事件で唯一人が亡くなった放火事件である。

警察からある依頼を受けた検事は、佐方検事に配点したのでした。。。

 

第二話

万引き常習犯の男が、出所後のその日に、万引きして捕まった。

自供もあって、みんながそいつが有罪ということを疑わなかった。

しかし、佐方検事は、そこに疑問を抱き、独自の調査を始めることにした。

。。。

 

第三話

これ結構すっきり系かな。

高校時代の同級生から、突然連絡があり、佐方検事は会うことに。

そこで聞いたのは、刑事から恐喝されているというショッキングな内容。

佐方検事は、出身地の広島に行き、その刑事と対決することに。

もう格の違いが明確で。

 

第四話

ある大規模な収賄事件の捜査に、各地方の検事と事務官が招集された。

応援部隊として。

そこに佐方検事も。

進展しない捜査に、上層部は偽証を押し付けるよう指示をしてきた。

佐方検事は、独自の捜査と信念でそれをはねのける。

 

第五話

佐方貞人の父は、弁護士だった。

顧問をしていた企業からお金を横領し、刑務所の中で亡くなった。

ある、記者がその事件について調べることにした。

調べていくうちに、貞人の父、佐方陽世弁護士が、そんなことをする人物と程とおいことが明らかになっていく。

さらに調べていくと、本当の驚くべき真実が。

しかし、誠実な人たちの前になぞは。。。

 

読んだ時の感想

この佐方貞人検事。

すごく魅力的です。

いかにもドラマになりそうなキャラクターですね。

まぁ、俳優としては誰が似合っているか。。。

坂口健太郎かな。

 

しかし、こういうまじめで優秀な人物を見ていると、かなり魅力的に映りますね。

真実を見つけようと、努力する。

事件をきちんと理解しようとする。

その姿勢は非常に好感が持てます。

 

また、出世とかまったく気にしない。

人の指示にも、納得がいかないと、きちんと意見を言う。

なかなか世の中、そんな奴はすくないよな。

文句言う奴は多いけど、能力があって、きちんと説明できる。

そんな人はかなり少ないと思いますね。

 

特に第四話。

特捜という検事のトップ集団に応援に行くことになるけど、そこでも、指示に従いながら、きちんと意見をいう。

最終的には、怒りを買い、無能呼ばわりされたうえで追い出されますが。

罵声を浴びせられている時も、目をそらすことなく、じっと相手の目を見る。

その上で、おかしいと思う点を忠告する。

結果、その読みは当たり、事件解決に向かうんですが。

うーん、その後どうなったんだ。

主任は、そのことをどう評価したのか。

気になるな。

 

しかし、佐方貞人検事は、次の小説「最後の証人」では、なんと弁護士に転身していました。

検事から弁護士へ。

検事は弁護士になる資格を有しているため、弁護士に転職する人は多いそうです。

ヤメ検って言われるそうです。

検事は国家公務員ですが、弁護士は依頼を受けて、初めて報酬がもらえますから、生活は大分違ってくるでしょう。

最近は特に、弁護士でも貧乏な人が多いそうですから。

歯医者と弁護士は、以前と比べてかなり地位は下がりましたね。

 

もっと佐方検事の活躍を読みたかったんですが、あまりシリーズはないようですね。

ちょっと残念です。

この作品。絶対お勧めです。

 

総評

◆読みやすさ

読みやすさ:4

これは短編集のため、読みやすいです。

この章だけ読もうとか。

切りがいいので、すっとやめれる。

ただ、面白くて一気に読んでしまいましたが。

 

◆意外度

意外度:4

1話がそれぞれ、意外性がある。

どんな裏があるんだろうって、ついつい夢中になって読んでしまう。

推理小説ではないんだけど、結構それを期待してしまう。

 

◆夢中度

夢中度:5

もう2日で読んでしまったのだから、夢中度は最高ってことですね。

まず非常に主人公の佐方貞人検事が魅力的だってことに尽きる。

若いのに、眼力があり、ひとを引き付ける魅力もある。

事件をまっとうにしょりする!

思いが伝わります。

 

◆読んだ後のすっきり度

読んだ後のすっきり度:4

もうなにもなく、スッキリでしょう。

ただ、気になるのは、第4話の結末。

結末って言うと、事件は解決しましたが、佐方の評価が気になりますね。

主任は最終的に、佐方が正しかったとわかるわけですが、無能呼ばわりされて追い出された佐方に対して、何かフォローがあったのか。

キットなかったんだろうとは思うが、気になる。

 

 

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読書について

本を読んでいると何か吸い込まれるように、その物語の中に没頭してしまいます。

いい意味でも、悪い意味でも。

時に深く考えさせられることもあります。

 

人生にとって読書、本を読むというのは非常に大切なことだと私は考えています。

最近世間では本離れが進んでいると言われています。

 

本を手にする代わりに、なんでもスマフォで調べたり、スマフォで小説を読んだりと。

ある意味それは時代の流れかもしれないのですが、しかし私は紙の本を手に取って読んでもらいたいと考えています。

 

もちろん中には読むに値しない駄作も数多くありますが、それ以上に良い本はたくさんあります。

 

駄作の中にもそれぞれ考えさせられることもあり、無駄な本はあまりないと考えています。

 

もっとみなさん本を読みましょう。

そこから何か、ほんの少しでも自分を高める何かが見つかるような気がします。

ほんの少しかもしれませんが、それが積もると立派な財産となります。