今回は、ホリー・ジャクソン著者の「自由研究には向かない殺人」。
図書館で予約して読みました。
本屋さん大賞だったかな、知ったきっかけは。
最近店頭で帯見て買わないから、どの本が面白いかわからないんですよね。
というか、選ぶ基準がなくなったというか。
だから、ネットで調べて借りるようにしています。
やはり名作は、いつ読んでも名作だと感じましたね。
(なんで、子供は本を読まないのか。。。)
説明・あらすじ
高校生のピップ。
自由研究のテーマとして、5年前に住んでいる街で起こった、少女失踪事件を調べることにしました。
交際相手の少年が自殺したこと。
失踪少女が見つからないことから、自殺した少年が、少女を殺して自殺したということになっています。
残された自殺した少年の家族は、今も街に住んでいます。
が、幽霊屋敷のような感じで、住人も辛い生活を送っています。
ピップは、どうしても自殺した少年(サリル・シン)が、犯罪を犯したとは思えないのです。
自由研究という名目をたてに、事件を再捜査してもらうよう、動くことを決めました。
リンク
読んだ時の感想 注!ネタバレ
「アルジャーノンに花束を」につづき、海外物となりました。
最初は、日本の小説だと思ってたんですが、開いてみて、あっ、海外の小説だって。
以前は、よく海外のものを読んでいたので、特に問題はありません。
さて、日本のドラマと異なり、非常にストーリーはしっかりしています。
ツッコミどころというか、違和感はありません。
少し突っ込んでみれば、警察は何してたんだって。
しっかりと調査すれば、多少なりとも違和感を持つことができたんではと。
それはまぁ、置いといて。
小説か、それとも海外だからか。
問題を持つ人がこんなに多いのかって。
まともな人が少ないぞって。
怖い気がしますね。
しかし、内容はすごく面白いです。
謎解きというか、読んでいてその展開にびっくりします。
今回は、なかなか読む時間がなくて、結構かかりましたが、本当に面白かったですね。
総評
◆読みやすさ
読みやすさ:4
しっかりと登場人物が記載されているし、地図も明記されている。
また、ノートも、そのまま載せてくれていて、わかりやすかったです。
◆意外度
意外度:5
最後まで犯人はわからないだろうな。
最後の方なんて、一気に読みましたもん。
意外度は満点ですね。
◆夢中度
夢中度:4
かなり夢中になりましたが、ただ、本当に本を読む時間がなくて、かかってしまいました。
しかし、間違いないです。
これは夢中になれますよ。
◆読んだ後のすっきり度
読んだ後のすっきり度:5
スッキリです。
いいエンディングでしたね。
すがすがしいです。
最新5記事
読書について
本を読んでいると何か吸い込まれるように、その物語の中に没頭してしまいます。
いい意味でも、悪い意味でも。
時に深く考えさせられることもあります。
人生にとって読書、本を読むというのは非常に大切なことだと私は考えています。
最近世間では本離れが進んでいると言われています。
本を手にする代わりに、なんでもスマフォで調べたり、スマフォで小説を読んだりと。
ある意味それは時代の流れかもしれないのですが、しかし私は紙の本を手に取って読んでもらいたいと考えています。
もちろん中には読むに値しない駄作も数多くありますが、それ以上に良い本はたくさんあります。
駄作の中にもそれぞれ考えさせられることもあり、無駄な本はあまりないと考えています。
もっとみなさん本を読みましょう。
そこから何か、ほんの少しでも自分を高める何かが見つかるような気がします。
ほんの少しかもしれませんが、それが積もると立派な財産となります。