おぐけんブログ 悠々自適の投資生活

主に経済に関する記事を扱います。経済ニュースや、投資信託、南アフリカについて、趣味のゴルフの記事を中心に書いています。

【サラリーマン書評】「カエルの小指」道尾秀介~複雑で、本当にそこまで考えられていたのか。。。

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今回は、「カエルの小指」。

道尾秀介の作品です。

 

以前、「カラスの親指」という本を読みました。

その続きということで、本屋さんの店頭に並んでいました。

読みたくて、すぐに図書館で予約しました。

 

文庫本ではなく、単行本がすぐに借りれました。

 

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説明・あらすじ

武沢竹夫。

今はまじめに、実演販売士として働いています。

そこに現れたキョウと名乗る少女。

 

武沢に命を救われた女性の娘。

 

彼女には、どうしても許せない相手が二人いた。

そのために、10年前にヤクザ相手に大芝居を打った、やひろ、まひろ、貫太郎と、やひろの子供のテツで、キョウのためにペテンを仕掛けることに。

 

読んだ時の感想 注!ネタバレ

ネタバレって、流石に書けないですが。

 

しかし、なんというか。

面白い。確かに面白いが。

こんな筋書きを描けるのか?

そこがすごく不思議だった。

 

頭が混乱するような筋書きなんですが。

 

読んでみると、ところどころ、都合のいい記載がありますね。

合鍵を作るところとか。

ネットで見つけたとしても、空き缶では無理だろう。

そもそも鍵を火で炙ると、なんかその跡がつくだろ。

変色とか。

 

あと、ポケットの中にある鍵を取られると、普通わかるで。

何気に、存在意識するもんな。

 

あと、流石に部屋を借りて、そこに金庫ではなく、そのままお金はおかんだろ。

無防備すぎるというか。

もし火事があり、人が入ってきたらとか思うで。

 

例え、住んでいなくて、お金を置くためだけに借りたとしても、金庫使うだろ。

ちょっと盗む側に都合良すぎだろ。

 

 

 

総評

◆読みやすさ

読みやすさ:3

なんだろう。

少し読みづらく感じましたね。

なんだろうか。この感じ。

よくわからないんだけど。

でも、1日で読めましたから、読みづらくても十分楽しめます。

 

◆意外度

意外度:5

意外度は、そりゃ最高でしょう。

どんでん返しが、結構な頻度であります。

最後まで読まないとわからないというのではないので、楽しく読めます。

 

◆夢中度

夢中度:5

1日で読んでしまいましたね。

文庫本より読みやすいのかな。

しかし、まぁ1日で読むということは、かなり夢中になったんでしょう。

 

◆読んだ後のすっきり度

読んだ後のすっきり度:5

基本、スッキリです。

ハッピーエンドかな。

どうかな。

まひろ、どうなった?

 

 

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読書について

本を読んでいると何か吸い込まれるように、その物語の中に没頭してしまいます。

いい意味でも、悪い意味でも。

時に深く考えさせられることもあります。

 

人生にとって読書、本を読むというのは非常に大切なことだと私は考えています。

最近世間では本離れが進んでいると言われています。

 

本を手にする代わりに、なんでもスマフォで調べたり、スマフォで小説を読んだりと。

ある意味それは時代の流れかもしれないのですが、しかし私は紙の本を手に取って読んでもらいたいと考えています。

 

もちろん中には読むに値しない駄作も数多くありますが、それ以上に良い本はたくさんあります。

 

駄作の中にもそれぞれ考えさせられることもあり、無駄な本はあまりないと考えています。

 

もっとみなさん本を読みましょう。

そこから何か、ほんの少しでも自分を高める何かが見つかるような気がします。

ほんの少しかもしれませんが、それが積もると立派な財産となります。